HIFINE HI-R10 チタニウムドームツイーター 車音人エディション
ブランドコンセプトに、
"Every car owner can enjoy the beauty of music"
を掲げ、手が届く価格で音楽の美しさを提供し続けているブランドです。
本業は、ブランド保有会社との契約により、有名、高級ブランドの製品を生産することですが、
自社ブランドを立ち上げたのがこのHIFINEです。
ドイツ、イタリアの某超高級ブランドのサプライヤであり、技術力は一流です。
製品には熟練の技術を汲んでいて、優れた音質と低価格を実現しています。
高級ラインの製品は高額なブランド製品と勝負できる品質、音質を備えています。
また、確かな技術力を持ちながら、気取らない商品ラインナップもしています。
低価格な製品にも音質へのこだわりから、要所を押さえて高音質設計をしっかりしているブランドです。
こちらは振動板がチタンでできています。
チタンは強度、軽さに優れた金属です。比重は鉄の約半分、強さは鋼に匹敵する強度を持っています。また、安定した酸化皮膜により優れた耐食性を発揮し、温度や湿度の環境が過酷な車内において安定した音質を長期間にわたって提供し続けられる素材です。
振動板において軽量、高強度というのは絶対に必要なことですが、その軽さと強い強度は、
宇宙の分野、原子力の分野、危険物を扱う現場、果ては医療目的で人体に使用されることもあるほど確かなもので、素材として大変優れています。
かつて、オーディオマニアをうならせたドイツ生産時代のMBQUARTのツイーターにもこぞってチタニウムを振動板として使われていました。(現在はチタンでないのも多い)
このツイーターは非常に素の音が良く、そのままでも高価格帯の製品と比しても良好な音質を有していて、コストパフォーマンスが高い製品です。
こちらで取り扱いのロットは車音人のリエンジニアリング品で、特別仕様になっています。
どこに違いがあるか、内容は明かされていませんが一聴して違いの分かるものになっています。
車音人のブランドコンセプトも"手が届く価格で良い音を"であり、HIFINEのブランドと共鳴するところがあります。
その音質を一言で表すと、「透明」です。
透き通った、混じりっ気のないリアルな高域がただただ目の前に再現されます。
何の足し算も引き算もしない、音源に含まれる音楽を瑞々しく再生します。
比較的中域から再生されていて、嫌な音のピークも少なく音量も出していきやすいツイーターです。
チタンの伝搬速度から、非常に音の立ち上がりが良く音のリアルさに寄与しています。
音が出て消えるまでの性能はスピーカーの振動板にとって非常に重要なポイントですが、
この製品はその部分のバランスが絶妙で、紛れもなく高音質と言える製品です。
置き型の設置や埋め込み型の設置もでき、柔軟な取り付け性を有しています。
そのものの質感も高級感があり、所有する満足感を高めてくれます。
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